日誌とは?

日誌とは、上司とのコミュニケーションのひとつで、毎日の業務報告や、その日意識して行動したことを記録するものです。

SAKAIでは、業務内容の記録だけでなく、一日の振り返りや自己評価もあわせて記載します。この日誌を通じて、自分自身の成長を実感したり、振り返りを習慣化したりするための大切なツールとして活用しています。

日記・日報との違い

「日記」「日報」「日誌」は似たような言葉ですが、それぞれに明確な違いがあります。

  • 日記は、日常の出来事や感情を自由に書き綴るもの。

  • 日報は、業務の進捗や内容を報告する、よりフォーマルなビジネス文書。

  • 日誌は、その中間に位置し、業務報告に加えて自分の気づきや感想を記録するものです。

SAKAIでの日誌は、単なる業務報告ではなく、一日を客観的に振り返り、自身の学びや反省点を見つめ直すことを目的としています。

日誌を通して実感した成長

入社して間もない頃、初めて日誌を書く際には「何を書けば良いのか分からない」と悩み、1回あたり20分以上かかっていました。「今日はどんなことを書こう?」「うまくまとめられるかな?」と毎日考え込んでいましたが、回数を重ねるうちに書くことへのハードルが下がり、事前に内容を整理したり、時間を測りながら書くことで、今では15分以内にまとめられるようになりました。最初は時間をかけすぎていた自分を見直し、効率よく書く方法を工夫できたことは、自分の中でも大きな成長だと感じています。

そして、日誌には、必ず上司からのコメントがつきます。どんな小さな内容にも必ず目を通していただき、アドバイスや感謝の言葉をいただくことで、「見てもらえている」「気づきを共有できている」と実感できます。上司のフィードバックは、気づきを深めるだけでなく、次にどう行動すべきかを明確にしてくれます。その日誌が、私にとっては成長を後押ししてくれる大切な時間になりました。最初はただの報告書のように感じていた日誌ですが、今では自分の思考を整理し、前向きな行動につなげるための“成長ツール”になっています。

この制度があることに感謝しながら、これからも日々の学びを大切にしていきたいと思います。