2010年入社 /
SAKAIのリフォーム 本部長代理
子どもの頃から、大工になるのが夢だったんです。母の実家が工務店で、製図台があるおじさんの部屋で遊ぶのが大好きでしたね。大人になり、後を継ぐつもりでおじに弟子入りしたんですが、不況のあおりを受けて仕事が減り始めたので、僕は別の就職先を探すことに。ならば現場管理をしてみたいと思って何社もあたりましたが、経験がないためどこも採用してくれず、結局、カー用品の卸売会社に採用してもらいました。
異業種でしたが、組織の仕組みを学べたし、仲間もたくさんできて、充実していましたね。ただ、3年勤めてみてもやはり建築に携わりたいという思いを諦めきれなくて。SAKAIに出合ったのは、その頃です。
面接をしてくれた坂井前社長には、グッと人を惹きつける力がありました。僕は、坂井前社長も大工からスタートしているという経歴に共通点を感じていたのに、面接で建築の話はいっさいしてくれなくて(笑)。「きみは絶対WEBをやったほうがいいよ」と勧められ、入社して会社のブランドづくりや集客、社内のICT環境の整備などクリエイティブな部分を担当させてもらうことになりました。
初めは興味がなかったものの、「ゼロから始める人のほうが伸びるし、絶対にできるから」という言葉に感化され、やってみようと思ったんです。そんな風に、チャレンジさせてくれる土壌があるのがこの会社の最大の魅力です。現在は今までの経験を活かしてリフォーム営業としてお客様のお困りごとの解決を行っています。
当初やりたいと思っていた設計や現場の社員を見ると、羨ましいなあという気持ちはあります。
でも、家を「造る」のか、会社のしくみを「創る」のか、「つくる」のカタチが違うだけで、間違いなく家づくりに携わっているんですよね。これまでに新しい事業部の立ち上げにたくさん関わらせてもらってきましたが、その都度「任せてもらえる」ことが楽しくなってきて、今は天職だと感じています。
ここまで最短の距離ではたどり着けなかったけど、回り道した距離も大きな経験値になっていますね。
バトンリレーまでの
カウントダウン、対談。