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臼井なのに濃い不動産話

【第10回】うすいなのに濃い不動産話 〜土地の形状と地盤〜

土地を買う時や家を建てる時は、土地の形状と地盤がとても重要です。建てやすさや使い勝手の面から長方形・正方形が選ばれがちで、不整形地は建築基準法の制約で価値が下がることもあるため敬遠されがち。でも、上から眺めて暮らすわけではありません。

法的に問題なく、あなたが気に入っているなら心配はいりません。形状や法規を調べたうえで設計を工夫すれば、不整形地こそ面白い家になります。地盤調査も必須。弱ければ改良や基礎強化が必要で、費用感の把握が大切です。造成地は設備が整っている一方埋立・切土・盛土などは安定性と経過年数の確認が欠かせません。エリアや価格だけにとらわれず、形状と地盤にも目を向け、深呼吸して広い視野で選べば、理想の一枚が見えてきます。特に造成後の年数、近隣の沈下や擁壁の状態、排水計画、上下水道の引込位置もチェック。結果次第では購入を見送る勇気も必要です。

『住むのは家』だからこそ、土地は家づくりの土台。条件を整理し、優先順位を家族で共有してから判断すると迷いが減ります。たくさんの土地を見比べ、最後に“これだ!”と感じた直感は、案外正解に近いもの。
気になる物件があれば、一緒に現地確認からお手伝いします!!

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SAKAI株式会社